この記事では、大学生の一人暮らし暖房器具について書いています。
寒い冬を乗り越えるためには、暖房器具が必須ですよね。
大学生の一人暮らしなら出来る限りお金を使わずに、コスパの良い暖房器具を使いたいですよね?
コスパの良い暖房器具を使えば、快適に過ごせて節約にもなります。
暖房器具には様々な種類がありますが、どの暖房器具がどんな性能で、どれぐらいの電気代なのかを知らない人も多いですよね。
性能や電気代について知っておくと、コスパの良い暖房器具を選べますよ。
この記事では、大学生の一人暮らしにおすすめの暖房器具や、暖房器具を使わずに寒さを和らげる方法についてご紹介します。
冬を温かく過ごすためにも、ぜひ最後までお読みください!
大学生の一人暮らしおすすめ暖房器具7選
それでは早速、大学生の一人暮らしにおすすめな暖房器具を7つご紹介します。
暖房器具はそれぞれ違った性能で、電気代や初期費用も異なります。
コスパの良い暖房器具を選びたいなら、購入する前に基本的な情報をチェックしましょう!
購入費用 | 消費電力 | 電気代 | 範囲 | デメリット | |
---|---|---|---|---|---|
エアコン | △ 備え付けの場合0円 購入の場合50,000円~+工事費 | ○ 120~800W(標準出力:450W) | ○ 約3円〜21.5円(標準出力時:12円) | 部屋全体 | 購入する場合、初期費用が高い |
オイルヒーター | △ 15,000円~20,000円 | △ 500W〜1200Wの中で調節 | △ 約13.5円〜32.5円 | 部屋全体 | 温まるスピードが遅い |
石油ファンヒーター | △ 15,000円~20,000円 | ◎ 60W以下電気の他に灯油も使う | ◎ 1.5円以下 | 部屋全体 | 灯油の購入が手間 |
こたつ | ○ 7,000円~10,000円 | ○ 300W程 | ○ 約8円 | 体の一部分 | 場所を取る |
電気毛布 | ◎ 3,000円~10,000円 | ◎ 40W | ◎ 1円 | 体の一部分 | 毛布の感触に慣れが必要 |
ホットカーペット | ○ 5,000円~10,000円 | ○ 240W程 | ○ 約6.5円 | 体の一部分 | ずっと肌に触れていると低温やけどの危険がある |
セラミックヒーター | ○ 5,000円~10,000円 | △ 500W〜1200Wの中で調節 | △ 約13.5円〜32.5円 | 体の一部分 | ホコリを巻き上げやすい |
まずご紹介するのは「エアコン」
エアコンの暖房を使うと、部屋全体を暖めてくれます。
一人暮らしの場合、部屋にエアコンが備え付けられている場合も多いと思います。
備え付けのエアコンを使うと、購入費用は0円で使えるのがメリットです。
メーカーによっても差がありますが、エアコンの消費電力は120〜800W程度。
標準のパワーで稼働すると450W程度の消費電力になるものが多く、電気代は1時間12円程度です。
私は6畳の1Kで一人暮らしで、部屋に備え付けのエアコンを使っています。
消費電力は暖房の場合、標準で470Wです。
暖房を使うシーズンと使わないシーズンでは1800円ほど差があります。
基本的に温度は22度前後で、平日は6時間、休日は平均で10時間ほど使っていました。
もちろん月によって差はあるものの、大体一ヶ月1800円の電気代でエアコンが使えるということになります。
もっと部屋を温かくしたい場合や、普段から家にいる時間が長い人なら、もっと電気代が掛かりそうですね。
また、エアコンは冬だけでなく夏にも使える点も大きなメリットです。
エアコンは、暖房のみで考えると、備え付けのものがない場合は、購入費用が高額なのでコスパが悪いです。
しかし、夏も使える点を考えると、購入したとしてもコスパは決して悪くはありません。
内蔵されたオイルを電気で温めることで発熱するのがオイルヒーターです。
部屋全体を暖めるのに向いています。
消費電力は500W〜1200Wの中で調節できる商品が多く、1時間の電気代は13.5円〜32.5円程度。
オイルヒーターは稼働音が静かなものが多いため、勉強や課題に集中したい時、就寝時にも使いやすいところがメリットです!
また、風を出さずに部屋全体を暖められる点も嬉しいポイント。
エアコンや石油ファンヒーターは風が出るため、場所によってはダイレクトに体に風が当たって暑すぎたり、乾燥が気になったりすることがあります。
私は冬にエアコンをメインの暖房器具として使っていますが、デスクの位置がちょうどエアコンの風が当たる位置です。
そのため、デスクでの作業時にはエアコンを消したり、マスクをするなどの対策をする必要が…。
オイルヒーターなら、風を気にして対策する必要はありません。
オイルヒーターのデメリットは部屋が温まるのに時間がかかる点です。
外から帰ってきてすぐに温まりたいという場合でも、なかなか温まらなくて我慢しなければならないこともあります。
石油ファンヒーターは、電気と灯油を使って部屋を暖められる暖房器具です。
電気だけでなく灯油も燃料として使うため、電気代が安く済みます。
消費電力は強で運転しても60W以下のものも多いです。
1時間あたりの電気代は何と1.5円程度!
ただし、電気代にプラスして灯油の代金がかかります。
灯油を使っているからこそのハイパワーで、部屋全体をすぐに温めてくれることが大きなメリット!
帰ってきてすぐに部屋が温まるのは嬉しいポイントですよね。
デメリットは、灯油の調達が必要だという点です。
灯油は重いので、手で持ち運ぶのは難しいでしょう。
もし調達しようと思ったら、車や台車で家まで運ぶ必要があります。
一人暮らしをしていて、自力で灯油を調達するのはなかなか骨が折れそうですね。
また、灯油の価格は石油に連動するため、社会情勢によっては高額になる可能性もあります。
こたつは、ヒーター付きのテーブルと布団を組み合わせたお馴染みの暖房器具です。
生活感のある暖房器具というイメージがありますが、おしゃれなデザインのこたつもありますよ。
消費電力は300W程で、1時間当たりの電気代は8円程度です。
温め終わったあと、保温に使う消費電力が少なく住むので、長時間使うときでも電気代が安いです。
テーブルと暖房器具がセットになっている点がメリットで、しっかりと温まりながら勉強や課題を行えますよ。
デメリットは、オンシーズン中に場所を取ることです。
テーブルの周りに布団が広がるので、どうしても場所を取り、部屋が狭く見えます。
部屋の広さによっては、足の踏み場がなくなってしまうかもしれません。
私の部屋は6畳の部屋にベッドを置いているので、こたつをおくと部屋が窮屈になってしまいそうです。
こたつの購入を考えているなら、事前に動線を確認しておきましょう!
電気の力で発熱する毛布です。
消費電力は40Wと、圧倒的に低いためとにかく節約して冬を乗り越えたい!という方におすすめの暖房器具です。
1時間使用しても1円程度の電気代で、ご紹介する暖房器具の中では1番電気代がかかりません。
電気毛布は購入時の費用も安いです。
電気毛布は購入金額・電気代含めて圧倒的に安いのが最大のメリットです!
加えて、寝る時にも使用できる点がおすすめのポイント。
冬は寒くて寝つきが悪くなることもありますが、電気毛布を使えば布団の中を直接温めてくれるので寝つきやすくなります。
電気毛布のデメリットは、独特の感触があるため慣れが必要なことです。
電気毛布のボコボコ感が苦手な方は、生地が分厚めのものを選ぶと気になりにくいですよ。
また、電気毛布をつけっぱなしで寝ると肌の乾燥を招いたり、暑くなって寝苦しくなる可能性があるため、注意が必要です。
タイマー付きの電気毛布を選んだり、温めてから電源を切って使うと就寝時も睡眠を妨げずに使えますよ!
電気で温かくなるカーペットです。
ホットカーペットには様々な大きさがありますが、一人暮らしならば小さい1畳のもので十分温まれます。
1畳のホットカーペットの消費電力は240W程度で、1時間使用すると6.5円程度の電気代がかかります。
ホットカーペットは床から温められる点がメリットです。
冬場は足元が冷えて、辛い思いをしている方も多いのではないでしょうか。
一度足が冷えてしまうと靴下を履いたり手で温めてもなかなか冷たい状態が治らず、大変ですよね。
ホットカーペットがあれば足元の冷えを防げて、普段に床に座って生活している人も快適に過ごせます!
フローリングのように木目がプリントされているタイプのホットカーペットならインテリアにこだわりのある人でも使いやすいですよ。
電気の力で温風を出すのがセラミックヒーターです。
足元など体の一部を暖める他、小さな空間を暖めるのにも向いています。
消費電力は500w〜1200wの中で調節できるものがほとんどで、1時間の電気代は13.5円〜32.5円程度。
セラミックヒーターは軽いため、簡単に自分がいる場所に移動させて使えます。
オフシーズンに収納しやすいのも嬉しいですよね。
セラミックヒーターのデメリットは、温風を出して温める方式なので、ホコリを巻き上げやすい点です。
部屋をこまめに掃除する必要があります。
また、肌に温風が当たることが多くなるため、肌が乾燥しやすくなってしまいます。
なるべく直接温風が当たらないように気をつけたり、保湿をこまめにするなどの工夫が必要です。
大学生の一人暮らしでコスパが良い暖房器具は?
様々な暖房器具をご紹介してきましたが、「結論、どの暖房器具を使えばいいの?」と感じる方もいますよね?
大学生の一人暮らしでコスパがいい暖房器具は、備え付けのエアコンと電気毛布を使うことです!
冬は、部屋全体が温まっても、手足など体の一部が冷たいままになってしまうことがありませんか?
だからといって部屋を温めすぎると気持ち悪くなってしまいますよね。
そういう場合は、エアコンやオイルヒーターで部屋全体の温度を低めに温めて、冷たいところだけ電気毛布で温めると、快適に過ごせますよ。
ここからは、おすすめの電気毛布とオイルヒーターをご紹介します。
アナタもぜひ、この冬は暖房器具を使って快適に過ごしてくださいね!
おすすめの電気毛布は、「Sugiyamaの電気ひざ掛け」。
電気毛布とは思えないほどおしゃれなデザインなので、お部屋だけでなくカフェや講義室など色んなシーンで使えそうです。
丸洗いできるので、清潔に使えるところも高ポイントですね。
敷きタイプの電気毛布がほしいという方には「Sugiboの電気毛布」がおすすめ。
タイマー付きなので、寝る時は切り忘れを防げます。
こちらも丸洗いOKで、清潔に使えますよ。
おすすめのオイルヒーターは、「アイリスオーヤマ」のオイルヒーターです。
熱効率がアップするようにS字型のフィンでできています。
タイマー機能もついているので、帰ってきたら部屋が温まっている状態にできたり、寝る時にも使えて便利です!
暖房器具を使わずに寒さを和らげる方法3選
- 湯たんぽを使う
- 食事に気をつける
- 湯船に浸かる
最後に、暖房器具を使わずに寒さを和らげる方法をご紹介します。
無理は禁物ですが、暖房器具と上手く組み合わせて、電気代の節約に繋げていきましょう!
寝る時におすすめの方法が、湯たんぽです。
布団の中全体を温めるのは難しいですが、冷えやすい部分を温められます。
寝る時でなくても勉強中やゲームをしている時に、お腹にあてたりすると体全体がぽかぽかしてくるのでおすすめです!
温かい食べ物を食べるのもいいのですが、食材に気を付けると、根本から冷えにくい体になれます。
ネギやショウガ、れんこん、かぼちゃなどは、体を温める作用があるのでおすすめです。
アナタも常に体が冷えていると感じるなら、ぜひ普段の食事から意識してみてくださいね。
ゆっくりと湯船に浸かることもおすすめです。
忙しいとついついシャワーだけで済ませてしまったりしませんか?
お風呂に浸かると芯から温まれるのはもちろん、代謝が良くなり、冷えにくい体を作れます。
湯船に浸かるのは手間ですが、週1回だけでも湯船に浸かってみるのはいかがでしょう?
まとめ
- エアコン
- オイルヒーター
- 石油ファンヒーター
- こたつ
- 電気毛布
- ホットカーペット
- セラミックヒーター
大学生の一人暮らしにおすすめのコスパのいい暖房器具をご紹介しました。
一番コスパのいいおすすめ暖房器具は備え付けエアコンもしくはオイルヒーター+電気毛布です。
あなたもエアコンかオイルヒーターと、電気毛布を使って、この冬を温かく乗り越えてくださいね。