この記事では田舎の求人はひどいをテーマに書いています。
田舎は比較的に低賃金な求人が多いです。
都道府県別平均年収を見ると、東京都・神奈川県・千葉県が上位を占めています。
そして山梨県や群馬県のように関東に属している地方でも平均年収は400万未満となっています。
(参考:【47都道府県・地方別】平均年収ランキング 最新版)
何も考えずになんとなく田舎での就職を決めると、思っていたより給料が低くて全然遊べない・想像していた仕事内容と違った…なんてことも。
今回は、田舎の求人がひどい現状や、地方で働くこと東京で働くことにどのような違いがあるかご紹介します。
田舎の求人はひどい
田舎の求人がひどいと言われる現状について、一つずつ詳しくご説明していきます。
もしあなたがいま就職を検討している企業がひとつでも当てはまったら、就職先をもう一度考え直したほうが良いかもしれません。
- 賃金が低い
- 正当な評価をしてもらえない
- 規模の小さい会社が多い
- 将来AIに役割を取られてしまう危険がある
- やりがいを感じる仕事が少ない
まずは給料が低い問題。
実際、筆者が高校生の頃に初めてアルバイトをした食品工場は、当時の新潟では最低賃金【715円】でした。
(参考:新潟県の最低賃金 | ひと目でわかる!)
このように田舎では、最低賃金ギリギリの仕事がたくさんあります。
他にも、都内で夜勤バイトを行ったときは時給1800円もらえたのに、新潟で夜勤バイトをしたときは1100円だったこともあります。
このように時給の設定金額がそもそも低いため、それに伴い基本給も低くなってしまうのです。
いくら職場の人間関係が良くて周りに仲良しな友達がいても、手取り10万円を切ってしまうようではとても充実した生活は送れないでしょう。
田舎に就職すると、職場に親族・もしくはその知り合いがいるということはよくあります。
東京に比べて人が少なく世間が狭いため、従業員の数が多いほどそのようなことは起こりやすいです。
自分がその立場であれば、緊張感もほぐれますし仕事もしやすいですが、周りの人がそのような立場で、自分は一切知り合いがいない環境だった場合どうでしょうか。
いくら自分が仕事を頑張って業績をあげても、会社のためを思って行動したとしても、昇格するのは結局「上司と仲の良いひと」という話をよく聞きます。
実際に筆者が田舎の地域密着型工場で働いていた時も、普段は部下に仕事を押し付けているのに、上司に気に入られているという理由だけで昇格した人もいました。
地域密着型の企業ほど、このように実際の業績やその人の仕事への意欲などは一切考慮されず、上司の私情で職場が動くということが多いです。
※一概には言い切れませんので、職場見学などで社内の風紀をよく見る必要があります。
田舎には名前も聞いたことがない企業や、歴代の歴史がなく1代目の経営者が起業している会社がたくさんあります。
そのような会社が全て悪いわけではありませんが、長く働けるという安心はできないでしょう。
また、そのような規模の小さい会社は「会社の健康保険への加入は入社3ヶ月後から」「給料は手渡し」など、福利厚生・給与体制が整っていないことが多いです。
このような会社で働く場合は、会社がいつどのような最悪の事態になっても良いように貯金をしておいたほうが良いです。
食品工場
コールセンター
ショップでの販売
道路工事や設備の肉体労働
これらは数年後に機械化が進むことで、人間の作業は必要なくなると言われています。
田舎にはこのような機械によって賄われてしまう仕事が多いため数十年後の将来を考えて仕事を探す必要があります。
田舎の求人に多い「AIに奪われてしまう仕事」は、単純で地味な作業が多いです。
そうすると同じ作業の繰り返しになるため、達成感や意欲が芽生えづらくなります。
仕事をしていく上でやりがいは非常に重要で、その仕事を続けよう・頑張ろうと思う糧になります。
やりがいがない仕事を続けていくと仕事が長続きしないため、一つのことを続けるという力がどんどんなくなっていきます。
それではアナタも成長できません。
また、歳を重ねるにつれてそのような経歴が悪印象を与えてしまい、どの企業からも採用してもらえなくなります。
田舎の求人がひどい…じゃあどうすれば?
田舎の求人が現状ここまでひどいというのは分かっていただけたかと思います。
その現実に気づいた筆者は、田舎での就職ではなく関東での就職を選びました。
東京に就職するのもいいですし、他にどのような方法でホワイト企業に務めることができるか、筆者の友人の体験談も交えてご紹介します。
- 関東に就職する
- 大手企業に就職する
- 人の多い東京に就職する
- AIに奪われない仕事に就く
- 自分がやっていて楽しい仕事に就く
- 副業を始める
筆者はこの方法で、無事にホワイト企業に務めることができました。
初めて求人票というものを見たのは18歳のときで、その頃は上京と田舎に残ることを迷っていました。
筆者は製造業の求人を中心に探していたのですが、地方の求人を見た時、基本給がどこも14万円ほどだったので、それが当たり前だと思っていました。
しかし東京や千葉など、関東の製造業の求人を見たらなんと16万〜18万の求人が多く、田舎の給料の低さを痛感したのです。
実際にdodaが公表している平均年収ランキングを見ると、ランキング上位を占めているのは関東ばかりです。
(参考:【47都道府県・地方別】平均年収ランキング 最新版)
田舎ではなく全く知らない環境で生活することで得られることは多くあります。
田舎から都会に出て得たものについては別記事でまとめています。ぜひチェック合わせてしてください!
大手企業は万が一給料が低くても福利厚生が整っていたり、倒産の心配などが少なく将来を見据えて安心して勤めることができます。
筆者が実際に大手企業に就職してよかったなと思うことは、
・有給を自分の好きなタイミングで使える
・週に2日の必ず休みがある
・タイムカードで出退勤の記録を残すためサービス残業0
・ボーナスが高い
・会社の組合でスポーツ大会などがある
といったことがありました。
夜勤が頻繁にあり体調を崩して辞職してしまったのですが、体が持つのであればずっと働きたかった環境でしたね…
大手企業は上記のように、中小企業にはない福利厚生や組合制度、高額なボーナスがあるので経済だけではなく、コミュニケーションを多く取れるので精神的にも安定します。
大手企業に就職するためには、転職エージェントを上手く活用しましょう!
》業界最大級の求人数と豊富な非公開求人!/DODAエージェントサービス
先ほど関東に就職するのをおすすめと紹介しましたが、関東と言っても埼玉や千葉は地方のように落ち着いた街並みの地域も多くあります。
筆者の友人が千葉の食品工場で働いていたのですが、そこには中学高校と同級生の人同士が多くいて、同期と馴染むまで時間がかかったそうです。
また、ボーナスの評価が明らかに正当ではない事が多々あったようで、その職場で頑張る意味もわからなくなり友人は辞職してしまいました。
東京であれば、働くために東京に来ているという人が多いため地元が一緒ということのほうが珍しいです。
1から自分で人間関係を築いていけるため、不正な評価が発生することは少ないのです。
筆者も実際に東京で就職をしてからは、地元や田舎特有の上下関係から開放されてのびのび仕事をできています。
これを機に思い切って上京してみるのはいかがでしょうか。
とりあえず上京してみたい人向けに、別記事でも紹介しています。ぜひ合わせてチェックしてみてください・
将来AIの進化によって,今ある仕事の殆どがAIに奪われてしまいます。
・AIがやることで人よりも作業効率や正確性を上げることができる
・AIだけで仕事を完結できてしまう
誰にでもできる繰り返しの作業はやりがいを感じることができません。
自分がやっていて楽しめる仕事を探すことで、やりがいを感じられる機会はたくさん増えます。
自分が休み明けに出勤して上司に「昨日
は〇〇さんがいなくて新人さんへの指導大変だったよ〜」と言われたことがあり、自分の需要ややりがいを感じられました。
このようなやりがいがあるから、賃金が低い・正当な評価が得られないなど会社への不満や腹立たしいことがあっても仕事を続けられます。
「自分がやっていて楽しいこと+自分だからこそできる仕事」という目線で探してみてください。
最近では「副業」という言葉が日本中に浸透していきました。
サラリーマンでも本業とは別に収入を得る方が増えています。
多くの方が空いた時間にお金を稼いでいます!
一概に「副業」と言っても、様々な種類があります。
【副業の例】
webライター
プログラミング開発
輸入ビジネス
データ入力
アンケート回答
副業は「なんか難しそう…」「忙しすぎて自分には無理」などと諦めてしまう方が多いです。
意外とそんなことはなくて、1日に2時間ほどあれば誰でもできます!
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今回は田舎の求人がひどいをテーマに、様々な方法就職の可能性をご紹介しました。
筆者は18歳で関東に出てきてから一度も新潟で就職をしようと思ったことはありません。
よく地元の友達に「東京より田舎のほうが住みやすい」なんてことを言われますが、そういうことをいう人達はみんな田舎から出たことがありません。
憶測でそのようなことを言っているのです。
ずっと同じ場所や環境で仲間たちと平和に過ごすのも良いですが、人生は一度きりです。
一度、全く知らない環境に出て新しい人生をスタートさせてみてはいかがでしょうか。
そこにはきっと、地元では得られなかったたくさんのことが待っているはずです。